糖尿病の運動療法には、どんな運動をするのが良いですか?
毎日手軽に続けられる運動がベストです。例えばウォーキングなどが効果的でしょう。運動の強さは、楽である、ややきついといった体感を目安にして、運動時の脈拍数を100から120拍/分以内にとどめます。歩行運動では1回15分~30分以上で、1日2回できるだけ毎日行います。(心臓病や腰痛症などの合併症のある人は主治医に相談しましょう)
夜間具合が悪くなったときはどうしたら良いのでしょうか。
当医院に直接お電話にてお問い合わせください。また、院長が学会で不在の場合もございますので、下記の医院でも対応を受付けています。
福井市休日急患センター
土曜日(7:00PM~6:00AM)
日曜日(9:00AM~6:00PM)
電話:0776-22-2099
ノロウイルスについて、教えてください
感染性胃腸炎を引き起こす代表的なウイルスです。特に冬に流行します。
手指や食品等を介して経口で感染し、腸管で増殖し、嘔吐、下痢などおこします。
治療は輸液などの対症療法しかなく、ノロウイルスはワクチンがありません。
このため予防策を徹底しましょう。
腸管で増えるウイルスのため、糞便や吐物にはウイルスが大量に存在しているので、食事の前やトイレのあと等には必ず手を洗いましょう。
加熱が必要な食品はしっかり加熱しましょう(食品の中心温度が85℃1分間で有効)。
薬を処方されている高血圧の人は、一生飲み続けなくてはならないと聞きましたが本当ですか?
高血圧は放置しておくと、死にも至る病気です。ですが、最近の医療の進化に伴って、身体に負担の少ない良薬が開発されてきています。また、赤ワインやオリーブ油、ビタミンEなど抗酸化作用の食物が動脈硬化を予防します。血液をサラサラにする薬もあります。食事に注意して血圧の薬と、2~3年で血圧の薬が不用になる人もいます。
大事なことは服薬するにしろ、しないにしろ血圧が安定していることです。
家庭血圧の測定と注意点に教えてください
1.家庭血圧計は上腕カフ血圧計を用いましょう。
2.朝の血圧測定は、起床後1時間以内、排尿後、朝食前、服薬前に座位1~2分の安静後に行ないます。
3.血圧測定は一機会の初回の血圧が最も高いが、原則一回目を採用します。
4.朝晩それぞれ一回は測定し、できるだけ長期に測定します。
家庭血圧計は聴診との較差が5mmHgであることが必要であります。
血圧計の精度確認は使用開始時、使用中も定期的に行なった方がよいでしょう。
★★★★家庭血圧の高血圧診断基準★★★★
外来血圧より低く設定されています。
135/85mmHg